観戦のQOLを上げてくれる双眼鏡はオタ活のマストアイテムです。
でも皆さんはお手持ちのモノで満足していますか??
推しをもっとしっかり見たい!
防振双眼鏡がスゴイって聞いたけど、なにが違うの?
近年ジャニオタ界隈を中心に防振双眼鏡が話題になっています。
防振機能なしのモノと比較して対象が鮮明に見えオタ活のQOLが爆上がりするともっぱらのウワサです。
一方で安いものでも4万円台~とお世辞にもリーズナブルとはいえない価格がネックの代物。
しかし円盤に収録されない、一期一会の推しの姿を網膜に焼き付ける権利が我々にはあります!!
この記事ではジャニオタ歴約10年の私が、防振双眼鏡【ケンコートキナVcSmart 14×30 】と共に参戦した際の使用感・見え方について解説します。
防振双眼鏡のすばらしさを身をもって体感した私がレビューします!
この記事はこんな人にオススメ
- 防振双眼鏡を検討している方
- 双眼鏡の買い替えを検討している方
- 近々ドームなどの大規模会場でのライブに参戦予定の方
- 円盤に収録されない推しの姿をくまなく見たい方
この記事でわかること
- 防振双眼鏡を使うと推しをどれだけ堪能できるかがわかる
- 防振双眼鏡のデメリットがわかる
- 使用感を試したいならレンタルを検討するのもあり
結論:デメリットを許容できれば、防振双遠鏡は推し活の満足度を上げる強い味方になる!
防振双眼鏡【ケンコー VcSmart 14×30 】ならモニターに逃げずに自分の見たいを叶えられる
- ドームのスタンド席からでもセンターステージの推しの表情が概ねわかった
- 自分に近い花道にいるときはのどぼとけの形を確認できた
- フロートで歌う推しのまつ毛が作る陰影が見えた
【ケンコー VcSmart 14×30 】のデメリット
- 購入価格が¥67,970と超高価
- 本体が515gと重いため体に負担がかかる
- 双眼鏡の電池切れが心配で公演中気が散ることがある
- 公演中壊したりしないか不安になる
購入を悩むなら…レンタルして使用感を試すのがオススメ
- 約1/9の値段で3日間ほどレンタルして使用感を確認できる
いちジャニオタの防振双眼鏡デビュー背景 ~違いを知ると戻れない世界へ~
私は元々スペックの低い双眼鏡で現場参戦しており、正直それでも特に不満はありませんでした。
防振双眼鏡についてはオタ友間で何度か話題になったため名前は知っていたものの、高価過ぎて私にはムリ…と思っていました。
しかしたまたまオタ友から防振双眼鏡を借りる機会があり、その魅力を知ってしまったのです。
防振を一度知ってしまうと、元には戻れなくなるかも…
防振双眼鏡ならモニターに逃げずに自分の見たいを叶えられる
使ってみて、そのすごさを身をもって実感しました。
遠くからでも推しが鮮明に見えて、いわば視界がBlue-Rayレベル。
具体的にいうと、
ドームのスタンド中段席から、推しの首筋で汗が流れていく瞬間を見られたのです!
天井席などで対象が遠いとモニターを見た方がいいのではないか…
と思うこともありますが、防振双眼鏡なら自分の見たいを諦めずに叶えられます。
自前の双眼鏡(非防振・8x22)と比べてみた【手ブレ補正は大正義】
公演中に防振双眼鏡ではない双眼鏡を使って見え方を比較してみました。
倍率も違うため正しい比較とは言えないかもしれませんが、やはり鮮明さが違う!!
自前の双眼鏡(非防振)では細かい手ブレを拾うためか全体的に薄もやがかかったように見えますが、防振双眼鏡はそれが取れてとてもクリアです!
オタ活の満足度が上がるという前評判は本当だったんだと感慨深くなりました。
【VcSmart 14×30】で見た方が輪郭線がはっきりしてクリアに見えました。
内蔵されているプリズムやレンズ加工的にもいいモノを使っているためか、防振機能OFFでも双眼鏡によって見え方に差が出ることを知りました。
一般的に双眼鏡は高倍率の方がぼやけやすい傾向にあります。
【ケンコートキナVcSmart 14×30 】実際のライブでの見え方
ケンコートキナVcSmart 14×30と共に参戦したライブはこちら
- 公演名:
- NEWS DOME TOUR 2018-2019
- EPCOTIA -ENCORE-
- 会場:京セラドーム大阪
- ステージ構成:
- メインは360° センターステージ
- そこから四方に花道あり
- フロート類:
- ・バルーンでのフライング
- ・外周フロート
- 筆者座席:スタンド1塁側下段27列
この時のステージ構成は360° センターステージがメインで、肉眼でも米粒までは言わないものの人の形がハッキリ見える程度の距離感でした。
【VcSmart 14×30】を通した景色は以下のとおりです。
メインステージ(センターステージ)にいる推しの表情が概ねわかる
- 推しの概ねの表情が見えた
- 衣装の大体の装飾が見えた
- つけている大きめのアクセサリー(ジャラジャラネックレス)が見えた
この距離感では人物の表情や衣装などがだいたい見えました。
防振機能をOFFにすると線がぼやけるので、その効果の絶大さを実感しました。
ちなみに自前の双眼鏡(非防振・8x22)と比較するとブレのせいか薄くもやがかかったように見え、表情もぼやけ気味でした。
防振双眼鏡…すごい。。
自分に近い花道にいるときは、のどぼとけの形を確認できた
センステよりももう少し近い場所になると、より詳細な部分が見えました。
肉眼でもなんとなく表情も見える距離感です。
- 表情がはっきりくっきり見えた
- 推しののどぼとけの形を確認できた
- 衣装についているワッペンの模様が見えた
- つけている小さめのアクセサリー(ピアスなど)が確認できた
- 靴のデザインやTシャツの柄まで見えた
ドームのスタンド席から双眼鏡を使う際に必要な倍率は10倍以上と言われています。
今回の【VcSmart 14×30】は14倍と少し高めの倍率でしたが、近めの花道が人物をつぶさに見るのにちょうどいい距離感でした。
ちなみに自前の双眼鏡(非防振・8x22)で見ると、衣装の細かい装飾などはぼやけてしっかりは見られませんでした。
外周フロート上の推しのまつ毛が作る陰影まで見えた
スタンド上段の我々に一番近づいてくれた瞬間は外周フロートの時です。
双眼鏡の焦点が合う最短距離は3.5mなので、スタンド最前列でも問題なく推しを堪能できるスペックです。
- 推しの首筋を汗が流れていく瞬間が見えた
- 目元の笑いジワやまつげの影がはっきり見えた
- 推しの歯並びが見えた
- 推しのほくろ、鎖骨が見えた
- つけているアクセサリーのデザイン・詳細が見えた
ここまで鮮明に見えると、尊いという言葉しか出てきませんでした。
テレビだってこの倍率では見られません。
視界全体が推し。
尊すぎてしんどい。
【ケンコートキナ VcSmart 14×30 】のデメリット
推し活のレベルを上げてくれる防振双眼鏡【VcSmart 14×30】ですが、使用して感じたデメリットを挙げます。
購入価格が¥67,970と超高価である
防振双眼鏡は安いものでも4万円台以上と高額です。
また拡大倍率が高いほど値段は高くなります。
なかでも【VcSmart 14×30】は14倍と高倍率であるため値段は高めです。
アリーナツアーならば低倍率でも十分ですが、ドーム公演や野外などの大きな会場では倍率の高さが正義となります。
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本体が515gと重いため体に負担がかかる
双眼鏡の機能性と重さはトレードオフの関係です。
そのため防振機能がある双眼鏡は本体が400gオーバーのものが主流で、なかには600g以上になるものもあります。
また防振機能は電力を要し、その電源として電池を入れるとさらに重くなります。
- 肩~首にかけてガチガチに凝った
- 持っていた腕がだるくなった
- 重みを顔で支えていたため目元に跡がついた
双眼鏡の電池切れが心配で公演中気が散ることがある
防振機能は電力に依存しているので、電池切れが心配の種です。
【VcSmart 14×30】はオートオフ機能により動作後10分経つと自動で防振機能がオフになります。
私が使用した時は大丈夫でしたが、使用した方のレビューの中には意図せず防振機能がオンになったなどの報告もありました。
トラブルなどで推しの鑑賞以外のことに注意を払う時間が増えてしまう点はマイナスです
- 一般的に普及しているアルカリ乾電池とは異なり、コンビニなどでは取り扱っていないことがあります。
- 電池切れが心配な場合は事前に交換しておくか、準備して持参しましょう。
公演中壊したりしないか不安になる
公演中ジャニオタの手はせわしなく動き続けています。
右手にペンライト、左手に双眼鏡を持ち、推しが近づいてきたらうちわを構え、クラップを要求されればそれに応える…
公式のアクセサリーとして首から下げるストラップが付いているのですが、なにかの拍子でぶつけて壊れないか公演中ずっと不安でした。
心配事が推し鑑賞の妨げになってしまいました
ストラップはカメラ専用品のように厚みがあり頑丈なものでした。
購入を悩むなら…レンタルして使用感を試すのがオススメ
防振双眼鏡がすごいことはわかったけど、買う決断をするのは難しいよ…
そういう方にはレンタルをおススメします!
購入まではちょっと踏ん切りがつかない…という方や、実物を見て検討したいという方はレンタルがおすすめです。
下記のサイトでは同じ双眼鏡が約1/9の値段でレンタルすることができます。
他の機種でも約5,000~8,000円前後/3日程度で借りられるので、週末での複数公演への参加予定がある場合はよい選択肢となるでしょう。
【ケンコートキナ VcSmart 14×30 】のスペック
倍率 | 14倍 |
---|---|
対物レンズ有効径 | 30mm |
コーティング | フルマルチコーティング |
実視界 | 4.4° |
1000m先の視野 | 76.8m |
ひとみ径 | 2.1mm |
明るさ | 4.4 |
アイレリーフ | 14mm |
最短合焦距離 | 3.5m |
電源 | CR2 1本(別売) |
質量(双眼鏡本体のみ) | 515g |
サイズ(H×W×D) | 147×51×124mm |
製造国 | 中国 |
【ケンコートキナ VcSmart 14×30】ジャニーズコンサートでの使用レビュー まとめ
結論:デメリットを許容できれば、防振双遠鏡は推し活の満足度を上げる強い味方になる!
防振双眼鏡【ケンコートキナ VcSmart 14×30 】ならモニターに逃げずに自分の見たいを叶えられる
- ドームのスタンド席からでもセンターステージの推しの表情が概ねわかった
- 自分に近い花道にいるときはのどぼとけの形を確認できた
- フロートで歌う推しのまつ毛が作る陰影が見えた
【ケンコートキナ VcSmart 14×30 】のデメリット
- 購入価格が¥67,970と超高価
- 本体が515gと重いため体に負担がかかる
- 双眼鏡の電池切れが心配で公演中気が散ることがある
- 公演中壊したりしないか不安になる
購入を悩むなら…レンタルして使用感を試すのがオススメ
- 約1/9の値段で3日間ほどレンタルして使用感を確認できる
デメリットのハードルは高めですが、使うとその素晴らしさも分かってしまう防振双眼鏡。
購入に踏み切る前に、一度レンタルしてから検討してみてもいいかもしれません。
一期一会の推しとの時間をより素敵なものに変えてくれるはずですよ。
コンサート参戦時のおみやげや持ち物についてはこちらの記事で解説しています。
ご参考ください。
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