金額の高い席=SS席ならどこでも見やすいの?
最前列だったら間違いないんじゃないの?
国内リーグの決勝戦や代表戦など最高峰の戦いの舞台として『国立競技場』が主戦場となりつつあります。
当然ながらチケットも高額で席選びに失敗は許されません。
この記事では国立競技場のプレミアシートとSS席で複数回の観戦歴のあるブログ管理人が、第1層SS席の座席選びの注意点について解説します。
この記事をオススメしたい人
- 国立競技場のイベントに参加する予定がある人
- 国立競技場のチケット選びについて情報を知りたい人
- 国立競技場の第1層SS席からの見え方を知りたい方
この記事の結論
- 第1層SS席の最前列はオススメできない
- 第1層SS席は15〜20列がオススメ
この記事に興味のある人にオススメ
国立競技場は3層構造の大型スタジアム
3層から成る国立競技場は第1層が最もピッチに近く、第3層が最も高所でピッチからは離れた席です。
国立競技場 | 1層はチケットが高額
第1層が最もピッチに近くいわゆる良席です。
もちろんチケット価格も高騰します。
中でも試合を見やすいメイン・バックスタンドは1万円越えです
北・南のゴールライン際であれば比較的安く抑えることはできます。
関連記事 | 国立競技場の観戦記【1層・SS席・108ブロック】
SS席の中でもトップクラスの良席である108ブロックでの観戦時の写真を載せています。
国立競技場 | 3層は傾斜がきつい
国立競技場で最高の座席であるプレミアムシートについて以下の記事でレビューしています。
関連記事 | 国立競技場の観戦記【2層・メイン・プレミアムシート】
第3層となると低価格になりますが、座席間の距離は短くなり傾斜も急角度です。
角度のきつい3層では高所ゆえの恐さを感じてしまうかも
その一方で、顔を大きく動かさなくても全体を俯瞰で見られるというメリットもあります。
【国立競技場 第1層の席選び】最前列が最高の席ではない理由
この記事では、高価格チケット帯である第1層SS席の気をつけたいポイントを解説していきます。
同じカテゴリーであれば『ピッチの中央』『エンドライン際』『最前列』『最後列』等、見え方は異なれどすべてチケット価格は同じとなります。
『前の方が良い席!』と思われるかもしれませんが、スポーツ観戦においては実は最前列がベストではありません。
原因は着席位置の目線の高さにアリ!次項で説明します
【SS席メイン・バック】最前列のデメリット
- 最前列のデメリット
- ・ピッチに近すぎて遠い位置のプレーが見えない
- ・競上トラックのおかげでピッチとは離れている
- ・スポンサーの看板が視界に入ってジャマ
国立競技場の最前列は『視線の位置がピッチに近く臨場感がある』ことがウリではあります。
逆に言えばピッチに近すぎて見おろして観ることができません
また陸上トラックのある複合型スタジアムであるため、サッカーなどのフィールド競技を見る場合客席とピッチは想像以上に離れています。
ピッチと客席の間にはスポンサーの広告も掲示されるので、視界に入って観戦にはジャマです。
『スポーツ観戦にとって最前列は良い席ではない』が私の結論です
各列数の高さからの見え方は、次項の【SS席メイン・バック】通路から見えるピッチの様子で写真を交えて紹介します。
【SS席メイン・バック】中央シートのデメリット
『中央寄り座席の方が良い』というのが一般的な認識かと思います。
総じて賛成ですがゴールライン際の席にも良い点はあります
ピッチ中央の座席
- 試合全体を俯瞰で見渡すことができる
- 得点シーン(ゴール・トライなど)は肉眼では見づらい
ゴールラインに近い座席(端寄りの席)
- 自陣側の得点シーン(ゴール・トライ)はバッチリ
- 逆サイドの攻防は見えない
- 応援するチームのベンチに近い(逆になればデメリット)
それぞれに一長一短があり、メイン・バックスタンドの横方向の位置については『これが正解!』というものはないと思います。
目の前で得点シーンを拝めたときの迫力たるや…感動ものです
また国立競技場でのスポーツ観戦は、選手の細かい動きや表情を見ようと思うとどの席でも双眼鏡は必須です。
【国立競技場SS席メイン・バック】各列におけるピッチの見え方|バックスタンド側127ブロック
オススメしたい列番号
- 15列〜20列目が広告も気にならずにプレーに集中できる
『第1層SS席の通路』からピッチがどう見えるのか、立った状態で上撮影してみました。
今回の席は【バックスタンド側127ブロック】で、会場の南東側に位置します。
またゴールラインほぼ直下のポジションで、SS席のなかでも端の端ともいえる席でした。
一方でゴール間際の攻防の激しさをモニターに頼らずとも見て感じられるオイシイ場所でもありました。
10月末の参戦ということで自席は心配していた西日の影響もほぼありませんでしたが、北東側は直射日光が当たる時間がありました。
西日の影響は季節によって異なります!
いずれにせよバックスタンド側での参戦の時は帽子やサングラスなどの日焼け対策は必須です。
コンコースからの眺め | 24列目の高さ
立っての撮影なので、着席すると少し角度が浅くなります
- 身障者用の座席からの眺め
- 第2層の屋根が気になる
20列目からの眺め
- 少し遠い気もするが全体がよく見える
14列からの眺め
- 個人的にベストの高さ
- 着座でいえば20列目ぐらいに相当する
8列目からの眺め
- ピッチ手前の広告が目につくようになる
- 角度がないのでフィールド全体を見渡すのは難しい
3列目からの眺め
- 広告の文字が視界に入って目障りに感じる
- 俯瞰では見られず、両サイド間の動きは把握しにくい
最前列からの眺め
- 広告の看板がジャマで近いはずのライン際の攻防も見えづらい
- 俯瞰では見られず、両サイド間の動きは把握しにくい
【第1層SS席】座席選びの注意点まとめ
この記事の結論
- 第1層SS席の最前列はオススメできない
- 第1層SS席は15〜20列がオススメ
国立競技場の第1層SS席選びの注意点について解説しました。
SS席は素晴らしい席ではありますが、もし座席を選べるのならば最前列ではなく15〜20列目をオススメします。
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