国立で西日を避けるにはどのエリアの席がオススメ?
国立競技場で日差しがマシな季節はある?
屋外のスポーツ観戦は太陽・暑さ・直射日光との戦いでもあります。
国立競技場においては季節や時間によって太陽が当たるエリアが変わることをご存知ですか?
2022年に国立競技場で3度の観戦を経験したブログ管理人より、実体験をもとに日差しの当たりづらいオススメの席を解説します。
- 国立競技場で観戦を予定している
- バックスタンド席を検討している
- 西日の影響に不安を感じている
- 西日の当たりづらい席を知りたい
- 夏はメインスタンド観戦がオススメ
- 秋はメインスタンド・バックスタンド南側の席がオススメ
- 13時:グラウンド全面、バックスタンド1層の前列
- 15時 グラウンド(バック側)、バックスタンド1層
- 16時:バックスタンド1層〜2層
- 13時:グラウンド全面、バックスタンド1層の前列
- 15時 グラウンド(バック側)、バックスタンド1層
- 16時:バックスタンド1層〜2層
- 13時:グラウンド中央~北、北側の1層
- 14時30分:グラウンド北、北側の1層~2層
バックスタンドの大敵・太陽光で観戦の楽しさ激減
- 試合中は座席固定で避けられない
- 目が焼ける
- 逆光が眩しくてプレーが見づらい
- 日焼けで体力消耗
- 観戦あとも日焼けの後遺症が残る
バックスタンドからグラウンドが見える方角は『西向き』です。
プロスポーツの試合は午後スタートか夕方スタートが基本。数時間にわたる観戦では『客席に降り注ぐ西日』が観戦の大敵となります。
日の高さ・長さは季節で変化!
- ・夏:日が高い・昼が長い
- ⇨ 夏至(6/21)が最大:高さ78°
- ・冬:日が低い・昼が短い
- ⇨ 冬至(12/22)が最低:高さ32°
季節によって日の高さ・長さは変化していきます。
屋根付きスタジアムに日が射す条件は季節によって変わります
東京都の5月と10月の日の高さ・日の長さをグラフ化
上記グラフの『太陽の高さ=0°』とは、『日の出』と『日の入り』です。
国立競技場に観戦に訪れた『5月末』と『10月末』の太陽の高さと日中の時間を表しています。
5月末は10月末の2倍もの角度から日が差し込むことに!
国立競技場 | 夏と秋のバックスタンドへの日差しのイメージ
国立競技場は東西方向に約260m、外周をぐるっと囲むように長さ約60mの屋根が設置されています。
実際に観戦したざっとしたイメージですが、『夏』と『秋』では国立競技場の日差しは次のように感じました。
夏:バックスタンドの日差しのイメージ | 国立競技場
上記は国立競技場は東西方向に真っ二つにしたときの断面図です。
東側にあるバックスタンドでは正面から西日が入ってきます
日が高い5月末~8月の夏場では時間経過とともにバックスタンドへの強烈な西日が指しこんでいました。
秋~冬:バックスタンドの日差しのイメージ | 国立競技場
秋から冬にかけて日が低くなると国立競技場の屋根が大活躍してくれます。
また昼間の日差しは南側の座席であればグラウンド・バックスタンドともに当たりづらいと感じました。
日が低い分角度ができて夏より日が当たりません
【国立競技場】夏・秋の観戦で感じた日差しの当たり方
- 5月末 ⇨ 13時からバックスタンド1層に強い日差し
- 5月末 ⇨ 徐々にバック1-2層に拡大
- 7月始め ⇨ 5月末と同じ
- 10月末 ⇨ 北1層に強い日差し
- 10月末 ⇨ 徐々に北1-2層に拡大
2022年5月末・7月・10月末の観戦で撮影した写真をもとに解説します
5月末のバックスタンドの日差し|国立競技場
- 13時:グラウンド全面、バックスタンド1層の前列
- 15時 グラウンド(バック側)、バックスタンド1層
- 16時:バックスタンド1層〜2層
7月のバックスタンドの日差し|国立競技場
- 13時:グラウンド全面、バックスタンド1層の前列
- 15時 グラウンド(バック側)、バックスタンド1層
- 16時:バックスタンド1層〜2層
10月末のバックスタンドの日差し|国立競技場
- 13時:グラウンド中央~北、北側の1層
- 14時30分:グラウンド北、北側の1層~2層
実際の太陽は南方向にカーブしながら移動していくはずなので『北ブロック』『北西方向のバックスタンド1層』が最も日差しが厳しそうでした。
バックスタンド側での観戦時に最低限準備したいグッズ
【オススメ】日差しを軽減する帽子【観戦のオトモ】
帽子は日焼け熱中症を防ぐためにも重要なアイテムです。
通気性のよいUVカット素材でつば広のものを選びましょう。
特にレンズが平面タイプのサングラスを使用する時は帽子は必須です!!
【オススメ】西陽から目を守るサングラス【観戦のオトモ】
サングラスはカッコつけてるみたいではずかしいよ…
日本のサングラス使用率は欧米などに比べ低く、抵抗感がある人も少なくないと思います。
瞳の色が濃いため欧米人よりも目の紫外線耐性は高いといわれる日本人ですが、ダメージはゼロではありません。
紫外線の目に与える影響は大きく、ダメージの蓄積は白内障などの疾患の原因にもなります。
そういったリスクを回避するためにもサングラスは有効です。
特に直射日光を浴びるの時間が長くなりやすい屋外でのスポーツ観戦時には目を保護するためにもサングラスが推奨されます。
- ・レンズは大きめ
- ⇒目をしっかり覆い、すき間からの紫外線の進入を防止するため
- ・スポーツタイプのサングラス
- ⇒レンズが湾曲しているのですき間からの光も遮断してくれる
- ⇒フィット感が強くずれにくい
- ・レンズの色は薄め
- ⇒色が濃くなると光彩が開き、紫外線が進入しやすくなるため
- ・偏向レンズ
- ⇒乱反射光を遮断し、クリアに見える効果あり
またサングラスを使用する時は帽子の併用がオススメです。
特にレンズが平面のカジュアルタイプのものの場合、すき間から入った光が屈折して集中し瞳により大きなダメージを与えることがあります。
帽子を併用することですき間からの光の進入を防ぐことができるので、側面にすき間があるサングラスを使用する時は帽子も一緒に準備しましょう。
レンズが湾曲しているスポーツタイプのものであれば、すき間が小さくなるよう設計されているので安心です。
サングラスはオシャレのためではなく身体を守るために使うと考えましょう
国立競技場で太陽を避けるオススメの座席まとめ
- 夏はメインスタンド観戦がオススメ
- 秋はメインスタンド・バックスタンド南側の席がオススメ
- 13時:グラウンド全面、バックスタンド1層の前列
- 15時 グラウンド(バック側)、バックスタンド1層
- 16時:バックスタンド1層〜2層
- 13時:グラウンド全面、バックスタンド1層の前列
- 15時 グラウンド(バック側)、バックスタンド1層
- 16時:バックスタンド1層〜2層
- 13時:グラウンド中央~北、北側の1層
- 14時30分:グラウンド北、北側の1層~2層
国立競技場の座席の中でも時間帯ごとの太陽の当たるエリアについて紹介しました。
直射日光を浴び続けることはスポーツ観戦の大敵です。太陽を避ける座席を選べば間違いなく楽しむことができるでしょう。
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