車載に向いている自転車の特徴ってある?
My自転車で旅先を走ってみたい…でも輪行はハードルが高い
ロードバイク・クロスバイク・ミニベロは楽しい乗り物ですが同じ道・同じコースばかりでは飽きてしまいますよね。
『車載』でマイ自転車を遠い地に運ぶことができれば、新鮮な気持ちでサイクリングを楽しむことができます。
愛車の折りたたみミニベロ『PURSUER』で車載を楽しんでいるブログ管理人より、車載に向いている自転車についてランキング形式で解説します。
この記事をオススメしたい人
- スポーツバイク車載に興味がある
- 輪行に挫折してしまった
- 車載に向く自転車をを知りたい
- 1位:折りたたみミニベロ:そのまま荷室に積んでGo
- 2位:ミニベロ・26インチ以下:ホイール外して荷室
- 3位:ロード・クロスバイク:ルーフに固定
- 4位:ママチャリ:車載に向かない
輪行との違いに見る車載の魅力
輪行との違いから車載の魅力についてまとめました。
【車載の魅力】遠く見知らぬ土地にワープ!いつもと違うサイクリング体験
時間や場所に縛られず自由に始めて・自由に終われるところが魅力!
『車載』の魅力5選
- 愛車・マイ自転車を持っていける
- 体力を温存したまま遠い土地へワープできる
- 準備のために不特定多数の人目を気にしなくていい
- 駅や空港以外にも駐車場があればどこでも目的地になる
- 電車など運行時間に関わらずに好きな時間にスタート・終了できる
電車に載せて運ぶ=輪行は高難易度!慣れるまでハードルが高い
輪行って意外と難しい!
- 輪行するためのグッズを揃えるのに初期費用は必要
- 駅近くで自転車を分解する場所を確保する必要がある
- 慣れないと解体と輪行袋への収納に時間がかかる
- 周囲から好奇の目で見られる(ような感覚になる)
- 10㎏近い自転車を担いで駅を動き回るのはツライ
- 上記理由から2回、3回目の輪行ができない
脱初心者までが大変…だから私は車載をオススメしたい!
スポーツバイクの車載には専用固定具を準備しよう
高価なスポーツバイクは走行の衝撃でダメージを負わないように自転車を固定する専用の器具を購入・設置する必要があります。
大きく分けて『荷室型』『ルーフ型』『トランク後方』の3種類
荷室に設置 | ルーフ設置 | トランク後方に設置 | |
特徴 | ・荷物スペースが減る ・後席の人数が減る ・固定に工夫が必要 | ・荷室や後席を活用できる ・モデルによって解体の必要なし ・持ち上げが大変 ・雨風で自転車が汚れる | ・荷室や後席を活用できる ・車によってトランクが開かない ・雨風で自転車が汚れる |
走行への 影響 | ・特になし | ・風の影響が大きい ・車高制限のある道路に注意 | ・全長が長くなる ・駐車は後方に注意 |
車載にオススメな自転車の車種を格付けしてみた
『初期費用』や『設置・準備にかかる所要時間』から、気軽に車載をスタートできる車種をランキング形式で紹介します。
荷室に積みやすい自転車の方が高評価にしています
車載にオススメな自転車ランキングまとめ
車種 | オススメの車載方法 | |
1位 | 折りたたみミニベロ | 折りたたんで荷室 |
2位 | ミニベロ・26インチ以下 | ホイール外して荷室 |
3位 | クロス・ロードバイク | ルーフ上 |
4位 | ママチャリ | なし |
車載にオススメな自転車 | 折りたたみ機能と車高に注目!
ランキング評価するにあたっては『折りたたみ機能』があるかどうか、さらには『車高の低さ』に注目しました。
上記2点を満たすとどんな車にも積み込みやすいことと同義です
1位. 折りたたみミニベロ | 専用固定具いらず手軽に車載!
折りたたみミニベロのココがオススメ
- 折りたたんでしまえば最もコンパクトで荷室に載せるだけ
- トランクにカラビナがあれば、ベルトとシートを買うだけでOK
- 初期費用、車載にかかる手間が最も少なくスタートできる
折りたたみミニベロのココに注意!
- トランク開口の高さより『折りたたみ状態の高さ』が低い必要あり
折りたたみミニベロなら専用固定具がなくても気軽に車載にスタート!
オススメな折りたたみミニベロ|超軽量なDahon K3
車体重量が8kg以下と驚異的な軽さがウリなのが『Dahon K3』です。
軽さは正義で荷室への車載も気楽で、持ち運びを前提としたようなミニベロです。
『簡単にできた』という経験は次の車載へのモチベーションに!
折りたたみミニベロに追加① |トランク保護シート
トランクの泥・油汚れを防ぐために保護シートはあったほうがいいです。
車種ごとの専用品でなくてもピクニックシートやキャンプ用具などで代用できます。
トランクから少しはみ出すぐらいの長さがオススメです
折りたたみミニベロに追加② | ミニベロ固定用のベルト
折りたたんだミニベロは『荷締めベルト』などで固定すべきです。
固定が甘いとハンドルを切るたびに転倒のリスクがあるため、荷締めの金具はガッチリしているものがオススメです。
2位. ミニベロ・26インチ車 | ホイールの脱着でSUV以外の荷室にも車載◎
ミニベロ・26インチ車のメリット
- 車のサイズによってはそのまま積み込める
- ホイールやサドルなど最低限の脱着でワゴン車にも積載できる
ミニベロ・26インチ車のココに注意!
- 荷室高さの制限に掛かりやすい
折りたたみミニベロと同様にトランクにシートは準備すべき
ミニベロ・26インチ車のオススメ車載:荷室キャリア | INNO IA300(カーメイト)
荷室用のサイクルキャリアとしては上記『IA300』が価格的にも手ごろで、フロントフォークを外した状態で2台まで積載が可能です。
サイクルキャリアの横幅をトランク幅に調整すれば安定感がグッと上がります。
ミニベロ・26インチ車に追加① | 後輪を外してもバイクが自立| リアエンドサポート4
SUVやミニバン・背の高い軽自動車であればスポーツバイクをそのまま積載できますが、背の低いステーションワゴンでは難しいもの。
そんな場合には後輪も外して『リアエンドサポート4』を設置すれば車高を低くできて積み込めるかも。
『リアエンドサポート4』を使えば自立できる上にチェーンも浮かせることができるのでトランク内部を油で汚すことも無くなります。
ミニベロ・26インチ車に追加② | ホイールカバー・ホイールバッグ
サイクルキャリア『IA300』はフロントホイールを外して固定しますし、場合によっては後輪を外すこともあります。
ホイールは泥や油で汚れていて雑に重ねると振動などで塗装がハガれることもあるため、収納バッグがあると便利です。
少し厚手の生地なので衝撃や耐久性は高そうな半面、軽量・コンパクトな製品で揃えたい輪行には不向きかなと感じます。
一般のゴミ袋は間口が小さくてホイール入らず…専用品がオススメ
ミニベロ・26インチ車に追加③ | スポーツバイク固定用のベルト
インナーバイクキャリア『IA300』にもベルトは付属していますが、ハッキリ言って固定が甘く緩みやすいものでした。
車の構造の問題でフロントフォークの固定だけではガタつく場合には、固定ベルトも変えてみると安定感が増しそうです。
3位. ロード・クロスバイク | 車高があれば荷室も可・ルーフやリアが基本線
ロード・クロスバイクのメリット
- ママチャリに比べて軽量
ロード・クロスバイクのココに注意!
- 荷室に載せたいなら事前に計測を!
- ルーフなら重量をチェック!
ロード・クロスバイクのオススメ車載:ルーフキャリア | ProRide 598 (THULE)
SUVなどのルーフレールを備えた車であればルーフ型キャリアがオススメです。
自転車の重量・屋根までの持ち上げる高さに対して、自らの腕力が足りているかを吟味して購入検討するとよいでしょう。
購入前に確認したいスペック・情報
- 10kg近い自転車をルーフまで待ち上げられるか?
- 車高制限のある道は通らないか?
- 自転車を持ち上げるときの土台・脚立はあるか?
ロード・クロスバイクに追加① | 足場台
ルーフまで自転車を持ち上げることを思うとスペースのある足場台が作業しやすいと思われます。
4位. ママチャリ | ホイールが脱着できず重い・最も車載に不向き
ママチャリのメリット
- 特になし
ママチャリのココに注意!
- デカい・重い・着脱不可の三重苦
- 現地でシェアサイクル利用のほうが安くすむかも?!
ママチャリを車載よりもレンタサイクルの検討を
ママチャリで車載することの苦労を思えば、旅先でレンタサイクルを探しましょう。
資金面・労力面でもママチャリは最も車載には向きません
車載に向いている自転車ランキングとその特徴 まとめ
- 1位:折り畳みミニベロ:そのまま荷室に積んでGo
- 2位:ミニベロ・26インチ以下:ホイール外して荷室
- 3位:ロード・クロスバイク:ルーフに固定
- 4位:ママチャリ:車載に向かない
車載にオススメできる自転車をの特徴・車種をランキング形式で発表しました。
車載を前提にスポーツバイク購入を検討されている方には『折りたたみミニベロ』を強くオススメします。
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