スポーツバイクの車載ってどうやるの?
初心者が車載を始めるにはどれがオススメ?
車載のサイクルキャリアは固定方法によって3種類ありますが1万円オーバーは確実で失敗したくない買い物です。
実際にトランク型キャリアを導入したブログ管理人より初心者むけにオススメできる車載キャリアをご紹介します。
- スポーツバイクを車載したい
- どのキャリアを買うか迷っている
- いつもと違う地でサイクリングを楽しみたい
初心者はトランク型キャリアで車内に積載がオススメ
- スポーツバイクはトランク・ルーフ・リアの3か所に車載できる
- トランク型は『荷室高さvs自転車高さ』を確認
- ルーフ型は『安全に持ち上げられるか』を自問
- リア型は『車に適合できるか』をホームページで調査
- 価格や走行への影響を考えると『トランク型』車載がオススメ
- トランク型に追加したい4グッズ
- 保護シート
- リアエンド固定具
- 荷締めベルト
- タイヤカバー
トランク・ルーフ・リア型車載キャリアの特徴まとめ
高価なスポーツバイクが車の走行の衝撃でダメージを負わないように、自転車を固定する専用キャリアを設置する必要があります。
初心者が車載を始めるならトランク型がオススメ!
トランク型 (室内) | ルーフ型 (屋根に外付け) | リア型 (車体後方に外付け) | |
◎ | ・目立たない ・走行の心配が少ない | ・荷室や後席が活用◎ ・解体の必要なし | ・荷室や後席が活用◎ ・解体の必要なし ・持ち上げ位置が低い |
✖ | ・荷物スペース減少 ・後席の人数が減る ・固定に工夫が必要 | ・目立つ ・持ち上げが大変 ・雨風で自転車に汚れ | ・目立つ ・車に傷が入りそう ・雨風で自転車に汚れ ・自転車設置で トランクが開かない |
適用 車種 | ・あらゆる車 | ・ルーフレール必要 | ・各モデルのHP参照 ※設置不可が多い |
走行の 影響 | ・後方視界が悪い | ・空気抵抗が大きい ・車高制限のある道✖ | ・全長が長くなる ・駐車は後方に注意 ・後方視界が悪い |
導入費 の目安 | ¥1万~¥2.5万 | ¥2万~ | ¥3万~ |
備考 | 特になし | 信頼性の高いメーカー を選ぶべし | 信頼性の高いメーカー を選ぶべし |
初心者はまずここから!トランク型サイクルキャリア解説
車載をしたい初心者はトランク型サイクルキャリアがおすすめです。
安全面や見た目はもちろんルート設定などでも余計な心配をする必要がなく、とっかかりやすいのが特徴です。
一方で車内のスペースをとるため、小型車の方や大人数での移動をしたい場合には向きません。
【トランク型サイクルキャリア】の購入前に確認したいポイント
SUVやミニバンのような背の高い車はモチロンのこと全長が十分にあれば、後席を倒してトランクに車載が可能です。
一方で軽自動車など全長が短い・ステーションワゴンなど背が低い車であれば載るかどうか事前に確認必須です。
自転車を載せたい『車』の荷室高さとリングの有無に注目!
確認ポイント①トランクに載るか?
- 『自転車の高さ+5cm』より『荷室の最低高さ』の方が高いか?
- 上記を満たさない場合はサドル・後輪を外せば高さが収まるか?
- 自転車の全長が収まるか?
『+5cm』というのは目安ですが車載と固定の際に高さ方向にユトリは必要です。
『+5cm』の根拠
- トランクからスポーツバイクを浮かせながら載せないといけない
- キャリアに固定するときフロントフォークを浮かせないといけない
確認ポイント②荷室にリングはある?
- カラビナなどを留めるリングがあればベルトでフレームの固定も可能
- 自転車フレームを縛ることで強固に固定できる
必須ではありませんが走行中に自転車のガタつきが気になったら試してみるとヨシ
【トランク型サイクルキャリア】IA300(カーメイト)【オススメ】
サイクルキャリアの横幅をトランク幅に調整できるところが高評価ポイント。
キャリアが荷室にフィットして安定感がグッと上がる
荷室用サイクルキャリアとして価格も手ごろでフロントフォーク固定で2台まで積載が可能。
一方で後席や荷室が犠牲になるため、1人~2人での運用がメインになりそうです。
車内を広く使いたいなら車外に自転車を固定しよう!!ルーフ型&リア型サイクルキャリア
多人数での旅行や荷物が多い場合は、車外への固定も検討にいれましょう。
しかし車への固定や準備が大変であったり、車高制限への対応、駐車場が限られるなどの問題もあるので注意が必要です。
【ルーフ型サイクルキャリア】購入前に確認したいポイント
ルーフ型キャリアを買う前に確認
- スポーツバイクを屋根上まで持ち上げられるか
- 脚立や土台は用意できるか
SUVやワゴン車などルーフレールのある車に設置でき、後席や荷室をそのまま活用できるのが最大のメリットです。
ホイールを外さずに設置できますが、5kg以上あるスポーツバイクを屋根まで持ち上げるため多少の腕力は必要です。
足場のしっかりした脚立や土台があると良さそうです
【ルーフ型サイクルキャリア】Proride 598(Thule)【オススメ】
【リア型サイクルキャリア】購入前に確認したいポイント
リア型キャリアを買う前に確認
- キャリアを設置できる車種が限られる
- メーカーHPなどで車が対応しているかチェック
車載は腰~胸の位置に持ち上げるだけでOKでルーフ型より楽です。
一方でキャリアのパーツが車のトランク上・下部を傷つけないか気になります。
また車の適用範囲が限定されそうなので購入前には要チェックです。
【リア型サイクルキャリア】Clip on 9104(Thule)【オススメ】
【トランク型サイクルキャリア】は圧倒的に初心者にオススメ!
初心者にオススメ:トランク設置型サイクルキャリア
- 初心者は回数を重ねて慣れるべし!
- 車載のハードル=『初期費用が高い』『難しい』『目立つ』『楽しめるかという疑念』
- 全てクリアできるのが『トランク型サイクルキャリア』
これから『車載を始める初心者』にとって回数を重ねることがまず重要と考えます。
『初期費用』に加えて『難しすぎない』『目立たない』ことが始める上では重要で『車載を楽しめた記憶づくり』ができれば次もやってみようというモチベになります。
回数を重ねれば準備も慣れてスピードアップできる!使わないことが何よりもったいない!
【トランク型キャリア】オススメな理由は車外設置との違いにアリ
ルーフ・リアキャリアは信頼性が命
- 車外設置は走行中に固定が甘い・緩いと大事故につながる
- 車外設置は雨風・振動の影響を大きく受ける
- 車の運転に集中するためにもサイクルキャリアは『メーカーへの信頼性』が重要
トランク型は外的な影響が小さく安価なモデルでも運用できる
ルーフ・リア型キャリアはメーカーへの信頼性が命です。
作りが甘いと愛車がダメージを受けるだけでなく部品落下によって大事故になり得ます。
一方のトランク設置型は多少の作り込みの甘さがあっても、運転へのリスクは低いと思われます。
総じてトランク設置型のほうが安くスタートできるので手を出しやすい
【トランク型キャリア】IA300(カーメイト)に追加した装備
私は『IA300』というサイクルキャリアを導入しましたが、追加で購入したアイテムもあるのでご紹介します。
【トランク型キャリアに追加】車内を保護するグランドシート
トランクの泥・油汚れを防ぐために保護シートはあったほうがいいです。
車種ごとの専用品でなくてもピクニックシートやキャンプ用具などで代用できます。
トランクから少しはみ出すぐらいの長さがオススメです
【トランク型キャリアに追加】フレームを固定する荷締めベルト
『IA300』にもベルトは付属していましたが金具の固定が甘く買い直しました。
耐荷重の大きい荷締めベルトであればフレームをガッチリ固定できてオススメです。
【トランク型キャリアに追加】後輪なしで自立させるVERGOリアエンドサポート4(ミノウラ)
SUVやミニバンなどとちがって背の低いステーションワゴンでは車高の問題にぶつかります。
そんなときは後輪・サドルを外してさらにコンパクトに!
後輪も外して『リアエンドサポート4』をはめこめば積み込める可能性がグンと上がります。
さらに自立できてチェーンが浮くのでトランク内部を油で汚すことも無くなります。
【トランク型キャリアに追加】ホイールカバー:EZ8-BYCV002
外したホイールで車を汚さないためにも専用の収納バッグがあると便利です。
少し厚手の生地なので衝撃や耐久性は高そうな半面、軽量・コンパクトな製品で揃えたい輪行には不向きかなと感じます。
一般ゴミ袋は間口が小さくホイール入らず…専用品がオススメ
まとめ
- 初心者はトランク型キャリアで車内に積載がオススメ
- スポーツバイクはトランク・ルーフ・リアの3か所に車載できる
- トランク型は『荷室高さvs自転車高さ』を確認
- ルーフ型は『安全に持ち上げられるか』を自問
- リア型は『車に適合できるか』ホームページ等で調査すべし
- 価格や走行への影響を考えると『トランク型』の車内積載がオススメ
- トランク型『IA300』に買い足したアイテムは4つ
- ①保護シート・②リアエンド固定具・③荷締めベルト・④タイヤカバー
スポーツバイクを車載する3つの方法いついて解説しました。
スタートしやすいトランク型キャリアで車載ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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