10万円前後でオススメの折りたたみミニベロを知りたいなぁ
他の人とは違った・絶対にカブらないミニベロがほしいなぁ
『走行性能は欲しい・簡単に輪行したい・予算は抑えたい』人がたどり着くのが10万円前後の折りたたみミニベロでしょう。
クロスバイクに比べて選択肢は限られますが大型店舗には『Dahon』か『tern』の有名どころのみ。
もっとコスパに優れた名車を知らないのは機会損失でしかありません！
ESRの折りたたみミニベロを購入したブログ管理人が情報の少ないPERSUER(パーサー)DiscについてDahonやternに勝る点・おススメできる・できないポイントを解説します。
10万円前後のミニベロで『PERSUER』がアリかナシかの購入するの判断材料になること間違いないので是非、最後までご覧ください。
- 10万円前後の折りたたみミニベロを探している
- 他の人とカブらないミニベロを探している
- 日本メーカー設計のミニベロに興味がある
10万円強の折りたたみミニベロで幸せになれる人の特徴は次をCheck!
- 10万円以下で人と被りたくない人にはPURSUER Discはオススメできる
- 持ち運びできる重量11㎏台に収まる
- 主なコンポーネントには安心のShimano製が多い
- 折りたたみ機構は安心のDahon Folding Systemを採用
- ロックマグネット機構で折りたたんだ時の安定性が高い
- 充実の初期装備・ライト購入で走行可
- PURSUERは20インチホイール採用で長距離走行も安定
- 機械式のディスクブレーキ搭載で雨の日も安心
- 8速で坂道走行も安心
- 段差を乗り越えた時の振動は大きい
- フレーム本体のボトルケージは使いづらい
- 強めに荷重をかけるとキシむ音がする
PURSUER DiscのライバルはternとDAHONという双璧
20インチの折りたたみミニベロで価格10万円強で考えるとternとDAHONが競合相手になります。
知名度では2社に敵いませんが、PURSUERと各モデルについて比較表を作成しました。※2022/12時点の情報
PURSUER DiscとDAHON・ternとのスペック比較表
| メーカー | ESR | DAHON | tern | tern |
| 名称 | PURSUER Disc | Speed Falco | Verge N8 | Link B8 |
| 価格 | ￥83,050 (税込) | ￥98,780 (税込) | ￥126,500 (税込) | ¥79,200(税込) |
| 変速(前×後) | 1×8 | 1×8 | 1×8 | 1×8 |
| 重量 | 11.4 kg (ペダル,スタンド無し) | 12.0 kg | 11.0 kg (ペダル無し) | 13.6 kg |
| 適応身長 | 153-183cm | – | 142-190cm | 142-190cm |
| 折りたたみ サイズ (横×奥行×高) | 47×75×66cm ※ペダル含む | 36×82×66cm | 38×79×72cm | 38×79×72cm |
| フレーム | アルミ合金 | クロモリ | アルミニウム | アルミニウム |
| フォーク | アルミ合金 | アルミニウム | スチール | スチール |
| ブレーキ種 | 機械式 ディスクブレーキ | Vブレーキ | Ｖブレーキ | 機械式 ディスクブレーキ |
| ブレーキ | Shimano BR-TX805 | Promax DHV-218 | ? | ？ |
| ブレーキ レバー | Tektro RS360A | Tektro ML520 | ? | ？ |
| ホイール | 20インチ(406) | 20インチ(451) | 20インチ(406) | 20インチ(406) |
| タイヤ | Kenda K-193, 20×1.5 | Kenda Kwest, 20×1-1/8 | Schwalbe Kojak, 35-406 | Kenda 20×1.75 |
| クランク セット | 53T | 53T | 52T | 52T |
| リア ディレイラー | Shimano Altus, RD-310 | Shimano Altus, RD-310 | Shimano Claris | Shimano Tourney TX |
| スプロケット | Shimano 12-32T | Shimano 11-32T | Shimano 11-32T | Shimano 11-32T |
| シフター | Shimano SL-M310 | Shimano SL-M310 | Shimano | Shimano |
| カラー展開 | 5色 | 4色 | 6色 | 3色 |
| 初期装備 | ・ベル ・キックスタンド ・仏→英式の変換アダプター ・前後リフレクター ・ロックマグネット | ・キックスタンド | ・ベル ・リフレクター ・キックスタンド | ・ベル ・リフレクター ・キックスタンド ・泥除け |
PURSUERも負けてはいません！その理由は次項から説明していきます
PURSUER Disc | 10万円以下で圧倒的なコスパを誇る
- 持ち運びできる重量11㎏台に収まる
- 主なコンポーネントには安心のShimano製が多い
- 折りたたみ機構は安心のDahon Folding Systemを採用
- ロックマグネット機構で折りたたんだ時の安定性が高い
- 初期装備充実でライトがあればすぐ走行できる
10万円以下という価格設定ながら、その装備を見ると圧倒的なコスパの良さが際立ちます。
聞いたこともないメーカーで3万円以下の安い折りたたみミニベロもありますが、大体が鉄のカタマリで走っていて楽しいモノではありません。
PURSUERのコスパ | 持ち運びできる重量11㎏台に収まる
PURSUERは同価格帯の中では重くも軽くもない11.4㎏ですが、実際にはペダルとキックスタンドがついて約12㎏になります。
成人男性であれば持ち運びができる重量の許容範囲ではないでしょうか。
フレームやフロントフォークに重いスチール(鉄)を含んでいないのはPURSEURのみで、そこも軽さの秘訣と言えそうです。
フレームをしっかりとつかめば片手でも持ち運びできる重さです
超軽量の折りたたみミニベロが欲しい → 14インチの『DAHON K3』がベスト
ポチップ
10kg超えだと重い…と不安の方にはDAHON K3がオススメできます。
ホイールサイズは小さくなりますが、その重さは驚異の8kg以下です。
PURSUERのコスパ | 主なコンポーネントには安心のShimano製
- スポーツバイク装備のパーツ郡
- 駆動系(走る)と制御性(止まる)
- 世界的な自転車部品メーカー
- レースから日常使いまで幅広い
- 「シマノ製の安心感は頭ひとつ抜け出ている」が共通認識
パーツ構成でコスパを語る際に『シマノ製で統一されている』というのは大きな加点ポイント。
PURSEURはリア変速機、シフター、スプロケットなどシマノ製のパーツが多く使われています。
レバー操作や変速がスムーズでストレスが少なく、各部品の造りが高精度でメンテナンス性にも優れます
PURSUER | 折りたたみ機構は安心のDahon Folding Systemを採用
- Step 1. サドルを下げる
- Step 2. ハンドルを折り曲げる
- Step 3. フレームを横方向に折りたたむ
簡単3ステップの折りたたみ機構で、慣れれば所要時間は30秒を切ります。
ライバルとして挙げたSpeed falco、Verge N8、Link B8も同様の折りたたみ機構を採用しています。
PURSUER Disc | 折りたたみの様子と各種レバー紹介
・サドル下のレバーを緩める
・シートポストを地面まで落として支えにする
・ネジ部分を押し込みながらレバーを下に降ろす
・ハンドルバーを半分に折る
・２段階ロックが採用されている
・上部のロックを上図のように解除
・下部のロックを開いて緩めておく
・折り曲げられる準備をする
・前輪側のフレームと後輪側のフレームを両手で持ち上げながら半分に折り曲げる
・前輪と後輪のロックマグネットがくっつくまで折り曲げる
・コンパクトな折りたたみが完成
PURSUER | ロックマグネット機構で折りたたんだ時の安定性が高い
前輪と後輪の中央にはマグネットがつけられています。
フレーム中央で折りたたんだ際にカチッと固定してくれるので安定感が増します。
実走行してみて感じたPURSUER Discの素晴らしいポイント3つ
PURSUER Discを購入して100㎞以上走行してみた感じたすばらしさについて紹介します。
- PURSUERは20インチホイール採用で長距離も安定感
- 機械式のディスクブレーキ搭載で雨の日も安心
- 8速で坂道走行も安心
【走行レビュー】PURSUERは20インチホイール採用で長距離も安定感
PURSUERには20インチ(406)ホイールが搭載されているので、16インチ以下のミニベロと比べると長距離走行性能や段差の衝撃吸収性も優れていると言えます。
20インチには規格が2つあって、Speed falco搭載の『20インチ(451規格)』の方がホイールサイズが大きく走行性能は高いというのが通説です。
しかしPURSUERを購入したショップの店員さんによれば、406規格の方が一般的とのことで『タイヤを交換したい時の選択肢は406の方が多い』とのことでした。
将来性を考えると20インチ(406)も十分にアリです
【走行レビュー】8段変速で街なかの坂道走行も余裕
実際にPURSUERに乗って走ってみたレビューをつづっていきます。
8速モデルではありますが、街中を数十km走った中では1速や2速、8速さえ使うことはなく余力を残している感覚がありました。
街乗りでは十分な走行性能を有しています
その際に街中のちょっとした坂道ぐらいも登りましたが、3速ぐらいにすれば十二分に対応することができました。
【走行レビュー】機械式ディスクブレーキ搭載で雨の日も安心
Vブレーキ乗りにとっては雨の日はブレーキ性能が落ちて憂鬱になるもの。
しかしディスクブレーキならば雨だろうが変わらぬ制動力が期待できます。
但し晴れの日に限ると、期待したほどの制動力はないかな〜というのが本音です。ブレーキレバーが『非Shimano』だったり『機械式』ということが原因の1つかと思っています。
油圧式ディスクブレーキはもっとピタッと止まるらしい
実走行してみて不便・不快に感じたPURSUER Discの課題3つ
実際に走ってみると素晴らしさの他に課題も見えてきました。
- 段差を乗り越えた時の振動は大きい
- フレーム本体のボトルケージは使いづらい
- 強めに荷重をかけるとキシむ音がする
✘【走行レビュー】段差を乗り越えた時の衝撃は大きい
ミニベロの宿命と言えますが、普段乗っているクロスバイク・ジャイアントエスケープRX３に比べるとどうしても衝撃は大きいと感じます。
振動のダメージは手に蓄積していきます。
純正ハンドルグリップも厚いものが採用されていますが、より握りやすくクッション性の高いグリップに変えると衝撃は和らぐかもしれません。
Gorixの人間工学に基づいたハンドルグリップについて次の記事でレビューしています
✘【走行レビュー】フレーム本体につけるボトルケージは使いづらい
メインフレームの上面にはダボ穴があったのでボトルケージを設置してみました。
しかし、水平に近い角度なので衝撃でボトルが飛び出しやすいという問題があると判りました。
ボトルの持ち運びについては他の方法を検討する必要がありそうです
✘【走行レビュー】強めに荷重をかけるとキシむ音がする
加速するとき、坂道をグイグイ登っていくときにハンドルバーを左右にふるとフレームからきしむ音がきこえました…。
フレーム中央とハンドル下に折りたたみ機構があるのでキシむのは仕方ないような気はしますが…あまり気持ちのいいものではありません。
原因はよく分かりません…そういうモノなのかロットなのか…
【PURSUER】充実の初期装備・ライト購入で走行可【ベル・スタンド・反射板】
- 【法令対応】ベル
- フロント反射板(白色)
- 【法令対応】リア反射板(赤色)
- キックスタンド:フレーム中央に取り付け
- 仏式 ⇨ 英式バルブの変換アダプター
- フロントライト
- サイクルロック
法律では自転車で公道を走るためには『ブレーキ(制動装置)』『フロントライト』『反射器材(テールライトでも可)』の3つが必須です。
また警笛鳴らせの道路標識のある地域では『ベル』の装着は必須であり、不備があると罰則の対象になることもあります。
フロントライトはミニベロと同時にショップで買うのがオススメ！
【オススメ】ミニベロにはオシャレなライト・Knog PLUSが良く似合う
スポーツバイクには省略されがちなキックスタンドも付属されているのはGoodですが、チョイ置きしたいならサイクルロックを必ず用意しましょう。
オススメしたいサイクルロックのレビュー【ABUS | Ulac】
ミニベロを購入したら真っ先に買うべきアイテム3品
- サイクルロック：盗難のリスクから守る
- フロントライト & リアライト：法令で必須・夜間走行の安全性確保のため
- 圧力ゲージ付きフロアポンプ：走行性能維持とパンク耐性のため
詳細は次の記事にまとめています
10万円以下の折りたたみミニベロPURSUER Discのレビューまとめ
- 10万円以下で人と被りたくない人にはPURSUER Discはオススメできる
- 持ち運びできる重量11㎏台に収まる
- 主なコンポーネントには安心のShimano製が多い
- 折りたたみ機構は安心のDahon Folding Systemを採用
- ロックマグネット機構で折りたたんだ時の安定性が高い
- 充実の初期装備・ライト購入で走行可
- PURSUERは20インチホイール採用で長距離走行も安定
- 機械式のディスクブレーキ搭載で雨の日も安心
- 8速で坂道走行も安心
- 段差を乗り越えた時の振動は大きい
- フレーム本体のボトルケージは使いづらい
- 強めに荷重をかけるとキシむ音がする
コスパ抜群の折りたたみミニベロPURSUERについてレビューしてきました。少しでもPURSUERの素晴らしさが伝われば幸いです。
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