愛用のクロスバイクを通勤でも使いたい…どうすれば?
『通勤向け』クロスバイクなら新車のまま通勤でOK?
機能不十分のクロスバイクで通勤すると『乗りにくい・不便』との負の感情から自転車通勤のモチベーション低下に繋がりかねません。
クロスバイクで5年間以上の自転車通勤を続けるログ管理人が、これだけは準備・カスタムした方がよいアイテムをランキングで紹介します。
- 通勤でクロスバイクを使いたい
- 通勤仕様にする術を知りたい
この記事の結論
上位から優先してカスタムを始めよう
- ① 価格相応のサイクルロック
- ②夜に備える フロント・リアライト
- ③ キックスタンドで”どこでも駐車“
- ④ 荷物を積載できる前カゴの後づけ
- ⑤ 雨対策グッズで心にゆとりを
- ⑥ 危険を報せるベル
- ⑦ ハンドルグリップで衝撃を和らげる
- ⑧ 突然のパンクに対応するグッズ
- ⑨ 冬を乗り切る防寒グッズ
- 通勤でクロスバイクが”最高な交通手段”である5つの理由
- 通勤にオススメしたいクロスバイク:王道のエスケープRX3
- 愛用・新車のクロスバイクを通勤仕様にするにはカスタム・準備が必要
- ①スポーツバイクに価格相応のサイクルロックを準備する
- ② フロント・リアライトで夜間走行にも対応する
- ③ キックスタンドを付けて“どこでも駐車“できるようにする
- ④ 荷物を積載できる前カゴを後づけする
- ⑤ 雨対策グッズで心のゆとりをつくる
- ⑥ 危険を報せるベルは必須パーツ
- ⑦ ハンドルグリップ交換で走行の衝撃を和らげる
- ⑧ 突然のパンク対策・修理グッズを用意する
- ⑨ 冬を乗り切る防寒グッズを準備する
- 愛車クロスバイクを通勤仕様にカスタマイズする9つの方法まとめ
通勤でクロスバイクが”最高な交通手段”である5つの理由
- ママチャリより速い=楽しく快適でより遠くに行ける
- 電動アシスト車と同速以上&10万円以下の価格でお買い得
- ロードバイクより気軽に乗り出せる
- 5kmほどなら車や電車よりも通勤時間を短縮できることも!
- ストップ&ゴーの多い一般道でもストレスが少ない
クロスバイクの対抗馬は『ママチャリ』『電動アシスト自転車』『ロードバイク』です。
上記のように『高コスパで走行性能と両立』する点が◎
通勤にオススメしたいクロスバイク:王道のエスケープRX3
世界最大手の自転車メーカー・ジャイアントが送り出すミドルグレードのクロスバイクです。
通勤クロスバイクとしてはベストな選択肢の1つです
『価格・装備・安心感』どれをとっても高レベルで、クロスバイクを探している人に”まずは”オススメできるモデルです。
愛用・新車のクロスバイクを通勤仕様にするにはカスタム・準備が必要
通勤向けでオススメされるクロスバイクを買えばすぐ使える?
実は足りない部分も多く…通勤仕様にするカスタムが必要です
オススメできるエスケープRX3にしても自転車屋さんで買ってきて直ぐに通勤で使えるわけではありません。
純正のクロスバイクには足りない部分も多く、課題を克服すべく買い足すべきアイテムが幾つもあります。
通勤にオススメなクロスバイク○○○選という記事をよく見かけますが、その車体でさえも多かれ少なかれ足りていないので注意が必要です。
車体価格だけで決めるとかえって高額になることも…
クロスバイクを通勤カスタムするための課題は8つ
クロスバイクで通勤を始めるには『クロスバイク自体の問題』と『自転車通勤の問題』を1つずつクリアしていくことが重要です。
『優先して導入した方がいいモノ』を私的ランキングで紹介します
- 荷物が載らない・運べない
- 安全装備が不足している
- フロントライト・リアライト(赤色反射板)とベル
- 気軽に駐輪できない
- 走行の振動・衝撃が手元へのダメージなる
- ママチャリよりもパンクしやすい
- 高価なので盗難のリスクが高い
- 突然の雨で身体・荷物ともにビショ濡れになる
- 冬を乗り切るためには防寒具の準備が必要
①スポーツバイクに価格相応のサイクルロックを準備する
課題 | ・高価で軽量、ホイールの着脱も容易 ⇨ ママチャリより盗難のリスクが高い ・人の多い地域で長時間駐輪 ⇨ 盗まれないか精神的に落ち着かない |
解決策 | ・価格に応じたサイクルロックを携行 ・マウント付きモデルがオススメ |
ロードバイクを筆頭にクロスバイクなどのスポーツ車は『持ち運びやすく高価』であるため盗難のリスクが高くなります。
通勤に限らず『長時間を安心して駐輪』するためには防御力の高いサイクルロックが必須!
その一方で、防御力の高いサイクルロックは『重くデカい』傾向にあり、持ち運び性も考慮して愛車に見合ったカギを見つける必要があります。
【オススメ】最強で持ち運びにも優れる『ABUSのブレードロックBORDO』
【オススメ】お手心価格で携帯に便利なU字ロック『ULACのBROOKLYN』
② フロント・リアライトで夜間走行にも対応する
課題 | ・新車クロスバイクにライトがない ⇨ 反射板では不十分。前照灯が必要 ・ライトがないと法令違反 ・夜間走行が非常に危険! |
解決策 | ・通勤路の明るさに合った前後ライト準備 |
会社から自宅に帰る際には夜遅い時間帯に帰ることも多いはず。
法令上必須でもありますし、安全運転のためにも『前方を照射するフロントライト』『後方車に存在を知らせるリアライト・反射板』は必ず購入すべきです。
街灯の多い道だから明るさよりオシャレなライトがいいな
見た目の満足感も高いKnog製品がオススメですよ
【オススメ】フロント・リアライトのセット『Knog PLUS Twin pack』
- 街灯のある道では光度が必要十分である
- ケーブル要らずのマイクロUSB端子で充電できる
- 取り外し・持ち歩きが容易で盗難対策がしやすい
- デザインがオシャレで自転車のデザインを損ねない
③ キックスタンドを付けて“どこでも駐車“できるようにする
課題 | ・新品クロスバイクにスタンドがない ⇨ 壁によりかけて停める ⇨ 駐輪場所が限られ気軽に停められない |
解決策 | ・キックスタンドつけてどこでも駐車可 ・リア側かセンターから選択 |
アルミかクロモリフレームであればキックスタンドが簡単に取りつけできてオススメです。
リア側に付けるタイプはママチャリと同じ使用感ですが、一本足なので強風で倒れてしまうこともしばしば…
④ 荷物を積載できる前カゴを後づけする
課題 | ・荷物が載らない・運べない ・会社で必要な荷物を運びたい ⇨リュックを背負って自転車に乗る ⇨ 身体への負荷・背中の不快感 |
解決策 | ・カゴを後づけて荷物を運んでもらう |
ママチャリには当然あるはずのカゴがクロスバイクには基本的についていません。
そのため通勤の荷物を運ぶ方法はリュック・メッセンジャーバッグを背負うという選択肢がメジャーと思われます。
しかしスポーツバイクの前傾姿勢でカバンを背負って長距離を走ると、少なからず身体への負担・悪影響が問題となります。
そんな問題を一挙に解決できるのがカゴの後づけです!
【オススメ】ダサくならないスタイリッシュなカゴ『Wald137』
【クロスバイクにカゴを取り付けてみた】後づけカゴのメリット&デメリットを紹介|GiantエスケープRX3セルフカスタム
【カゴ付きクロスバイク】ダサいとは言わせない!後づけカゴの選び方とおすすめ3選|セルフカスタムを楽しもう
【Wald137の取り付け方】必要なモノはプラスドライバーのみ!クロスバイクを簡単セルフカスタム|クロスバイクに後付けカゴを付けてみた
⑤ 雨対策グッズで心のゆとりをつくる
課題 | ・通勤中に突然に雨に降られる日もある ・傘さし運転は法令で禁止 ⇨ ハンドルに固定してもNG |
解決策 | ・雨対策を自宅と会社で準備しておく ⇨ 忙しい朝・遅い帰宅時に心の余裕 ・前傾姿勢に合ったレインウェア常備 ・カバンのカバー購入 ・後輪の泥除けを設置 |
クロスバイクのカスタムではありませんが、雨対策は自転車通勤する上で必須です。
自身の身体を雨から守る『レインウェア』、カバンを守る『リュックやカゴのカバー』、後輪の泥ハネを防ぐ『リアフェンダー』は最低限揃えるべきです。
雨の日は電車通勤に切り替えるという方は後回しでOK
【オススメ】クロスバイクの乗車姿勢に合ったデザインポンチョ『Wpc. バイシクルポンチョ』
【オススメ】雨から大事なカバンを守るリュックカバー
【オススメ】後輪の泥はねを防ぐリアフェンダー
⑥ 危険を報せるベルは必須パーツ
課題 | ・新車クロスバイクはベル無しもある ・『警笛鳴らせ』地域でベルを使う ⇨ ベル未装着は罰則の恐れ ・見通しの悪い道で鳴らすべき時がある ⇨ 咄嗟のときに衝突リスク高まる |
解決策 | ・クロスバイクに似合ったベルを用意 |
クロスバイクのモデルによっては付属品であるため優先度は低めとしました。
特に高価なパーツでもないので『通勤向けクロスバイク』と呼ばれる車種には付属されることが多いです。
一方で山道など『警笛鳴らせ』の標識がある地域でベル未装着は罰則の対象になる恐れもあります。
比較的安価なので余計なトラブルを避けるためにも買っておくべきです
【オススメ】クロスバイクのデザインを邪魔しないオシャレなベル『Knog Oi クラシックベル』
【オススメ】小さくてステム裏に設置できる『CATEYE OH-2400』
⑦ ハンドルグリップ交換で走行の衝撃を和らげる
課題 | ・走行の振動が手に伝わりやすい ・長距離では手首にダメージがのこる |
解決策 | ・ハンドルグリップを変える ⇨ 手のひらが載せやすいタイプ ⇨ 厚みがあって握りやすい ⇨ 人間工学・エルゴノミック |
ママチャリからクロスバイクに乗り換えられた方の中には『段差があると衝撃がすごい』と感じられる人も多いと思います。
その衝撃によって真っ先に手と手首に負荷がかかり長距離になるほど痛めるリスクが高まります。
これらを緩和するにはハンドルグリップの交換やサイクルグローブの着用がオススメです。
きれいに舗装された道や距離が短いなら悪影響は抑えられるのでこの順位に
【オススメ】人間工学に基づいたハンドルグリップ『GORIX GX-D2』
⑧ 突然のパンク対策・修理グッズを用意する
課題 | ・走行性能の高い細いタイヤが多い ⇨ 細いタイヤはパンクしやすい ・通勤路の近くに自転車ショップがない ⇨ 自力で対応する必要がある |
解決策 | ・自宅には常設型ポンプを備えておく ・パンク対策グッズを携行する |
スポーツバイクの宿命としてパンク問題とはお付き合いしていかなければいけません。
どれだけ気をつかっていても通勤で毎日のように乗ってればパンクは絶対に避けられません。
自宅には常設となる大型のフロアポンプを購入するのは当然です。それに加えて通勤中にも対処できるように『携行できるパンク対策グッズ』を準備しておくと安心感が違います。
新チューブ・携帯ポンプ・タイヤレバー・これらを携行できるケースまであれば最高
【オススメ】コンパクトに重なる『パナレーサーのタイヤレバー3本セット』
【オススメ】フレームに取り付けできる携帯ポンプ『BirzmanのVELOCITY APOGEE ROAD』
【オススメ】パンク対策グッズを収納できるボトルケース『PWTのTBT350』
⑨ 冬を乗り切る防寒グッズを準備する
課題 | クロスバイクはスピードが出る ⇨ 冬は手足 など末端が特に冷える ⇨ 自転車通勤の最大の難所が冬 ⇨ 事前の冬対策が必要 |
解決策 | ・サイクルグローブ ・暖パン ・ニット帽、 ・ネックウォーマー |
最低気温が0℃以上の地域であれば、『手足の末端』『頭』『首』『太もも』を厚く覆うことができる服装を準備しましょう。
氷点下を下回る地域では自転車での走行は危険なので別の通勤手段を考えましょう
愛車クロスバイクを通勤仕様にカスタマイズする9つの方法まとめ
- ① 自転車に対して価格相応のサイクルロックをとりつける
- ② フロント・リアライトで夜間走行にも対応する
- ③ キックスタンドを付けて”どこでも駐車“
- ④ 荷物を積載できる前カゴを後づけする
- ⑤ 雨対策グッズで心のゆとりをつくる
- ⑥ 危険を報せるベルは必須パーツ
- ⑦ ハンドルグリップ交換で走行の衝撃を和らげる
- ⑧ 突然のパンクに対応できるグッズを用意する
- ⑨ 冬を乗り切る防寒グッズを準備する
ランキング形式でクロスバイクを通勤しように変える方法を解説してきました。
新車クロスバイクに足りない部分を少しずつでもカスタムしていって、快適な自転車通勤&通学を叶えましょう。
コメント